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ワンルームエンジェル

【電子限定!
秘密のセリフ入りネームを特別収録!
】BL臨界点!
人生投げ気味のヤカラ男×感情シェア天使――。
人生の光と闇を紡ぐ、はらだ史上、最も優しい物語。
趣味なし、友人なし、恋人なし。
生きる価値、なし。
惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀(30代)は、うっかりチンピラに刺され瀕死になった折、遠のく意識のなかで、真っ白い羽の美しい「天使」を見た―――。
お迎えかと思いきや、その後すっかり完治して帰宅してみると、そこにはあの時の天使が…。
天使のふてぶてしい態度に戸惑いつつ、記憶もなく、飛べないというのを不憫に思い、天使をしばらく家に置くことに。
突然はじまった奇妙な同棲生活だったが天使との日々は、死んだように生きていた幸紀の心にある感情を芽吹かせて――。
あなたは、この関係をなんと名付けますか?デビューまもなく、自身が執筆した短編「止まり木」をセルフリメイクした意欲作!

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コメント

  1. ryo_25さん より:

    最後泣きました。
    BL読まない人にも読んで欲しい。
    優しい物語でした。
    天使の口の悪さとかクスっとする所もあって本当に良かった。
  2. user より:

    痺れた。
    ヤベェ。
    トップレベルに好きだわこれ……。

    儚くって、寂しくって、心臓を貫くようにジンとした感覚が残る。

    心の準備なんかさせない。
    それはふらっと何かの弾みで、気が付いたらみたいに案外簡単に。

    最後の話の「であい」も最高だった。
    あー、アカン。
    こういう時の気持ちをぴったり説明してくれる形容詞を早く知りたい。
    でもとにかく最高だった。

    この胸に残る痛みこそが、愛していたんだと自覚させる。

  3. ないゆさん より:
    良かった

    すごく良かった。

    はらだ先生の作品の中でも一番優しい物語。

    えちなシーンも一切ありません。

    ただただ二人のかけあいが愛おしい。

  4. ワンルームエンジェル

    普段だったらまず読まない表紙だったんですが、読んでみて良かったです。
    非現実的と現実、シリアスとコメディが凄くいいバランスでした。
    二人がお互いを想い合う優しい気持ちがとても良かったです。
  5. 余韻がすごくて言葉が出ない…でもこの本の魅力を伝えたい

    はらだ先生の作品はかなり暴力の表現が強くて、絵がめちゃくちゃ上手いだけにかなり心にきてたので今作も読もうか迷ったのですが、結局最高の一言。

    ヤクザとか、殺しとか、自殺とか、見るだけで参ってしまう。
    でも、普通に生きる人ならすぐに目を背けてしまうような環境にいる人でもみんな一人一人に事情があって、生活があって、心がある。
    見た目がどんなにチャラくて、すぐに手を出してしまったり、堕落した生活を送っている人でも、こんなにも誠実な心を持っていて、人を思う心があるんだなあというのははらだ先生の作品で一貫して感じます。

    今作は特にそれが強いのかなあ…と。

    天使と不良(なのかな?)。
    真反対に思えるこの2人は誰よりも近い。

    BLという枠ではあるけど、社会に訴えかけるような力強いさがありますね…。
    この春、社会に一歩踏み出した自分にはめちゃくちゃ考えさせられる一冊です。
    普通に実写映画化してほしい…アニメじゃなくて、生身の人間と、実在するこの世界を映し出してほしい。

  6. user より:

    読み終わった後、しばらく動けなかったです。
    なんか、思ってたのと全然違ったはらだ作品で、ごっそり魂が浄化されてしまった気分です…泣いた。

    センセの初コミックス『変愛』の中でも気に入ってた「止まり木」っていうお話があるんですが、それをセルフリメイクされていて、短編がとても分厚い長編になっていました。

    人生投げてる30代ワンルーム暮らし×記憶を失った自称天使。

    …「止まり木」では、HENTAIエロちっくな展開もありつつちゃんと愛が存在していたのでいいな~と思って読んでたのですが、こちらは長いお話の中で一切そういう場面が出てこないという、センセにしては異色の設定でした。

    …こういうのもすごくいいです!
    センセは濃厚HENTAIエロだけじゃない深い情感を描ける作家さんだと確信。

    全ての気持ちを持ってかれました。
    伏線の回収がとんでもなくすごい。
    どんどんわからなかった事が繋がっていって、最後は愛しくて切なくて泣かずにはいられないけれど、悲しいんだけど、なぜかとても読後感が良いというミラクルです。

    普通に描いたら暗くて悲惨で落ち込むような幸紀の生きざまを常にあたたかい目線で、時に脱力、時にくすっと笑わせてくれたりと、ほんとに読んでいて胸にじんとくるものがありました。

    理不尽なことばかりで幸紀も天使も不幸な人生としか言いようがないのだけれど、その中で本当に欲しかったものを二人とも手にすることができたんだな…と感動。

    優しさに包まれました。

    最後はやっぱりそうだよねと悲しくさせられるけど、描き下ろしに癒されまくりです。
    遠回しの表現だけど、そういうことですよね。

    QRコードの特典がさらに胸にグッときました。
    パスワードは読んでたら気がつきます。
    必見!

    カバー絵とカバー下の対比もこの話の大事なところを示してますよね。

    脇キャラもインパクトあって印象的な人々ばかりでした。
    特にあり沙はすごい~!
    天使のお父さんも忘れられないキャラです。
    やたもも、よるあさともつながってるのはリメイクしたからなのかな?
    ともかく、はらだセンセのすごさを改めて実感したお話です。

  7. user より:

    天使の笑顔に泣かされました。
    いい大人が号泣します。
    そして、いろんな感情を洗い流してくれます。
    素晴らしい漫画を読みました。
    ドラマのような。
    天使のセリフに読者の自分も救われました。
    大切なこといっぱい。

    はらださんの他の作品も、初めて。

    BLだったこともわからず読みました。
    BLなどのジャンル分け
    他の方も書かれてますが、要らないですね。

  8. 描き下ろしに救われ

    全体的にハッピーな作品が好きなのではらださんのヒリヒリするような作品は苦手でしたが、やたらと評価の高い作品だったので読んでみました。

    おもしろかったけど、やっぱりラストは寂しい
    描き下ろしになんとか救われました。

  9. ワンルームエンジェル

    悲しくて切なくてすごく優しいお話でした。

    BLというよりはそのいっぽ手前くらいの関係性です。

  10. 80namiさん より:
    泣いた。

    もう、すごくよかったです。

    ファンタジーのような、ミステリーのような、、なんか悲しくて、でもかわいくて愛おしい、心暖まるお話。

    ネタバレなしで読んでほしい!

  11. user より:

    はらださんのいくつかの漫画を読んだことがありますが、この作品は、この作品こそ、はらださんの本音、のような核心のようなものを
    のぞけたような気がします。

    繊細であり、鋭いです。

  12. user より:

    評判に違わず名作。
    ええ、泣きましたとも!

    始まりは、キャラクター同士の軽い会話の応酬でさらっと読者を引き込みつつ、少しずついろんなものを混ぜていき、たくさんの感情が凝縮したラストまで一気に読ませてくれました。

    意外とありそうな設定のドラマで、ラストは当然ハッピーエンドかバッドエンドかの二択に関わらず、このラストに導いた作者はすごい。

    最後、彼の笑顔と台詞しか書かれていないにも関わらず、それを見ている主人公の表情と気持ちが想像できて胸熱。
    さらに涙。

    そして、作者の遊び心というべきサービスまで。

    自分一人だったら気が付かなかった素敵なオマケに、SNSが普及していて良かったと心から思いました。