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ワンルームエンジェル

【電子限定!
秘密のセリフ入りネームを特別収録!
】BL臨界点!
人生投げ気味のヤカラ男×感情シェア天使――。
人生の光と闇を紡ぐ、はらだ史上、最も優しい物語。
趣味なし、友人なし、恋人なし。
生きる価値、なし。
惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀(30代)は、うっかりチンピラに刺され瀕死になった折、遠のく意識のなかで、真っ白い羽の美しい「天使」を見た―――。
お迎えかと思いきや、その後すっかり完治して帰宅してみると、そこにはあの時の天使が…。
天使のふてぶてしい態度に戸惑いつつ、記憶もなく、飛べないというのを不憫に思い、天使をしばらく家に置くことに。
突然はじまった奇妙な同棲生活だったが天使との日々は、死んだように生きていた幸紀の心にある感情を芽吹かせて――。
あなたは、この関係をなんと名付けますか?デビューまもなく、自身が執筆した短編「止まり木」をセルフリメイクした意欲作!

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コメント

  1. user より:

    この話はBLという括りで見るにはもったいない。
    人生の辛さも人間関係の温かさも全部詰まっている。
    全年齢向け。
    最後の最後のページまで含んで作品として完結していて、本という媒体を超越しました。
  2. NA__さん より:
    このレビューを見た方はぜひ読んでほしいです

    普段レビューを書くことはないのですが、BL読む方も読まない方も関係なく読んで欲しい作品です。

    友人にお勧めされて読んだ作品ですがもっと早く読むべきだった、多くの方に読んで欲しいと思いレビューを今書いています。

    恋愛ものを読みたい方にはテイストが違うので驚かれるかもしれませんが読んだことを後悔することはないと思います。

  3. ゆゆ123さん より:
    目が腫れとる

    心がズタズタにされちゃいました。


    でも同時に温かみも感じました。
    とても言葉にできません、全人類にぜひ一度に読んでほしいくらいです。

    特に電子特典のセリフ入れネームが最高でした。
    きっとそれは救済措置的なものなんでしょうと私は思います。

  4. user より:

    泣いた…『止まり木』はあの短さでも凄く印象に残っていたけど、設定の妙技というだけでは収まらない。
    素晴らしい。
    なんで天使が学生服やねん…ってとこで引っ掛かって、引っ掛かるんだけどそれをあんまり考えずに読むと、なんつーか、心臓に繋がってる「琴線」と言う名の紐をぶるぶるー、って揺さぶられる感じとでも言えばいいのか…帯の「BL臨界点」は「正に!
    」ってなる。
    表紙が「黄色」で「昼間」、おまけカードが「青色」で「夜」ってと見せかけて実は逆なのかな、これ。
    黄色いのは「夜に部屋の電気を点けている」からで、青色で窓が明るいのは「昼間で部屋の中が暗くなる」なのか。

    エンディングの描写もこれ以外ないと言う…感動させよう、泣かせようと言う気負いが全く感じられないのは、この二人の関係性をなぞって描かれた作品だからだろう。

  5. 泣ける…

    レビューの中に「泣ける」、とあったのですが
    まさかね…という気持ちで読み進めたところ
    大号泣でした!

    ネタバレせずにまっさらな状態で読むことを
    おすすめします。

    とても良い作品でした。

  6. user より:

    読み切りだったお話が広がって、ヒューマン作品に昇華されてます。
    感動的。

    個人的にこの作品は、BL枠を超えていると思いました。

    ストーリー重視です。

    はらださん作品なので、シリアスを保ったままダークな方向に終わるかと思っていましたが、そんなことは無く。

    ネタバレ無しで読むのをおすすめ致します。

    個人的には、受けの子と同じクラスの男の子がBLしてるところも読んでみたいと思ってしまいました。

    はらださんは色んな角度からBLを描かれるので、毎回楽しませてもらってます。

  7. user より:

    号泣しました。
    描き下ろしで完結ですね…
    是非とも巻末のQRコードも…
    そこでもう1回号泣します。

    BLでジャンル分けすることによって、この名作を避けられることがあったら勿体ないな~と思います。

    (内容がBLではない)
    1本映画を観終わったかのような感覚になりました。

    生きるのが下手な元チンピラと記憶喪失の天使のお話です。

  8. 何度でも読む

    何度でも読んで欲しいし何度でも読むべき作品、と自分の中では思っています
    正直・・・1番最初はそこまでではなかったんです、、、
    でも、読む度にその想いは変化し、今では大事過ぎる大事な作品です
  9. user より:

    評判に違わず名作。
    ええ、泣きましたとも!

    始まりは、キャラクター同士の軽い会話の応酬でさらっと読者を引き込みつつ、少しずついろんなものを混ぜていき、たくさんの感情が凝縮したラストまで一気に読ませてくれました。

    意外とありそうな設定のドラマで、ラストは当然ハッピーエンドかバッドエンドかの二択に関わらず、このラストに導いた作者はすごい。

    最後、彼の笑顔と台詞しか書かれていないにも関わらず、それを見ている主人公の表情と気持ちが想像できて胸熱。
    さらに涙。

    そして、作者の遊び心というべきサービスまで。

    自分一人だったら気が付かなかった素敵なオマケに、SNSが普及していて良かったと心から思いました。

  10. user より:

    今さらなんだけど、買って置いておいたのを読んで泣かされてる。

    いかがわしいシーンも無いし、2人とその周囲の人たちとの心の描き方が中心なので、お勧め。

  11. user より:

    後味いいのか悪いのかわかんないな…いやいいな…でもな…と行ったり来たりしてるうち、これが切ないと言うものかと思うに至りました
  12. user より:

    抱える闇が深い分、天使の笑顔が印象に残る素敵な作品でした。
    本当に魅力的な人物を描く作家さんだな。